2013年の12月、アラサー女子を中心に話題となったアクセサリーがあります。
『美少女戦士セーラームーン』の変身アイテムをモチーフにしたピアスとイヤリング。
K18金ゴールドメッキのコーティングに加えて赤・黄・青・緑の4色のスワロフスキーを使用した遊び心いっぱいの本物志向のアクセサリー、価格は9240円。
まるでおもちゃのようなデザインのアクセサリーが、一万円近くする価格設定となった理由はスワロフスキーの本物の輝きと魅力が詰まっているアクセサリーだから。
【スワロフスキーの輝きはダイヤモンドに匹敵。】
一粒のスワロフスキーの輝きはダイヤモンドを超えるといっても過言ではありません。
スワロフスキー社の技術を詰め込んだ独自のガラス材に最高のカット技術を加えて産み出される一粒。
この輝きは人工のダイヤモンドと呼ばれ、多くのアクセサリーにも用いられ愛されています。
またスワロフスキー社には、最高のカット技術以外にも表面に色を加える特殊加工技術も持っており、
1958年にはクリスチャン・ディオールとオーロラのように輝くクリスタルも開発しています。
先に書いたセーラムーンのアクセサリーにも、赤・黄・青・緑のスワロフスキーが使用されています。
シャンデリアのイメージが強いスワロフスキー社でしたが、
「良いものを絶えず向上させること」という創業者スワロフスキーの基本理念を忠実に受け継ぎながら技術開発を進め続けます。
1977年には初のジュエリー・コレクションを発表。以来魅力的なファッションやアクセサリーを世に送り出しています。
1990年代にはファッションの領域でD&Gやシャネル、ルイ・ヴィトンなどに新素材を提供し知名度を上げ、ファッション、インテリアの領域にも進出していきます。
2000年代からはビーズ・ペンダントトップ・ボタン、そして今のデコブームを産んだラインストーンといったアクセサリー製品の製造も行っています。
【セレブに愛されるスワロフスキー】
オードリー・ヘップバーンのローマの休日のなかで使用した宝飾技術を小型化させてラインストーンにその技術の粋を集積することで
手軽な宝飾としてロアーやロエンなどのファッションブランドの洗礼されたデザインに加えて
キティーやモデル、著名人などと話題のある企画商品を次々と産み出し、
最近では日本でもスワロフスキーの名が広く知られるようになりました。
ついには2008年3月、スワロフスキーは世界初にして最大規模の店舗を東京・銀座にオープンさせるに至る市場が出来ました。
スワロフスキー商品を贈ったり、所有することはセレブリティであるといわれるようになっています。
【身近な例としてはラインストーン】
iPhoneケースやカードケース、印鑑ケースなどをラインストーンで飾る数年前からのデコブーム。このブームはスワロフスキー社が火付け役だと言われています。
こだわりをもった本物志向の大人の女性を中心に選ばれるラインストーンはスワロフスキー社のものなのだそうです。
安価なアクリルラインストーンと比べると輝きの違いは一目瞭然。
耐久性もあり長持ちする。
そんな理由で本物志向の女性たちはスワロフスキー社のラインストーンを選び、本物の輝きで個性もアイテムも輝かせているのです。